地鎮祭 神社にて祭…

地鎮祭 神社にて祭典を執りおこなう場合の流れ

一、ご家族様の日程を決定する
 ご家族様みなさまで参列されるほうが望ましいです

二、神社に連絡し、予約をしていただきます
 祭典等で祈祷ができなこともございますので早めにご予約下さい

三、当日神社に参拝します
 当日は予約10分ほど前に神社にお越し下さい

 下記の内容を申込用紙に記入していただきます
施主氏名、施工会社、設計会社、施工住所、建物形状、着工予定日

四、祭典終了後
 着工予定地で「清めのお砂」で清祓を行います

五.鎮め物を工事業者に渡します
 鎮め物、棟上げ札を工事業者にお渡し下さい

当社では、引越後に行う新築の家祓も執りおこなっております。詳しくは神社までご連絡下さい。

地鎮祭 現地にて祭…

地鎮祭 現地にて祭典を執りおこなう場合の流れ
一、ご家族、工事関係者の日程を合わせる
二、神社に連絡し、詳細を打ち合わする
     神社がお伺いする内容
         施主氏名、施工会社、設計会社、施工住所、地図、
         建物形状、参列者人数(施主、施工)
     神社で用意するもの   祭壇、祭具その他神事に関わる物
         祭壇、祭具、鋤、鍬、鎌、玉串、大麻、紙垂
     施主様で用意して頂く物 お供え物(神社が用意することも可能)
         米、酒、塩、水、スルメ、乾物、野菜、果物など
     施工様で用意して頂く物 
         四方忌竹、縄、テント、長机、盛り砂

  • 忌竹(いみたけ)  竹を土地の中央に一間間隔で四方に建て、その竹を荒縄で張る
  • 盛り砂(もりすな)バケツ3杯程度の砂を祭壇手前左側に盛ります(神社が用意することもできます) 
  • 長テーブル、テント、椅子

三、当日式典時間までに祭場を準備いたします。
 施主様には祭典の流れの説明と穿初(うがちぞめ)の儀、玉串奉奠の作法をお教えします

四、祭典
  心を込めて祭典執行いたします

五.あとかたづけ
  神饌は神様のお下がりとして施主様がお持ち帰り下さい

地鎮祭は本来は、建設予定地の氏神様(地域の神様)を御招きし、地鎮祭を斎行するのが最も望ましいことです。しかしながら諸事情により現地での祭典が出来ない場合、当社では地鎮祭祈祷を神社にて執り行います。

 ご神前にて建築場所などをお伝えし、これからの工事安全と家族繁栄をお祈りいたします。祭典終了後に鎮め物、清めのお砂を授与いたしますので建築業者様に埋納していただき、土地の神様に御鎮まりいただきます。

地鎮祭 やるべき?…

地鎮祭とは「じちんさい」「とこしずめのみまつり」と読みます。土地の神様にご挨拶をして、これから住まわせていただく、建物を建てさせていただく事を神様に報告をして工事の安全と建物の安全堅固にご加護をいただくように願う儀式です。

歴史的には初代天皇である神武天皇が橿原にて宮殿を建てる際に「坐摩神いかすりのかみ」を祀り起工されたとされいます。坐摩神は敷地の神ですので地鎮祭が行われたことが想像できます。また藤原京の建設のため地鎮祭を行った記録が日本書紀に記されております。こうしたことから八百万の神様を信仰する日本では古来から地鎮祭を行ってきており、個人宅でも何かしらの儀礼がおこなわれてきたことが想像されます。

ではやるべきなのか、やらなくていいのか。

日本国内で工事をされる場合はやるべきだと思います。戸建て住宅の場合、


①工事の安全を祈願する

②建設後の家内安全。

が大きな目的になります。安全に工事するという神様との約束を行う場所が地鎮祭です。施主と施工会社が工事の安全を祈願する事は決して無駄な時間にはなりません。またこれから長い間家族を守り、その後の生活が幸せに送れることはみんなの願いです。ひとつの大きな目的の為に神様のご加護をいただくことで、悔いの無い満足できる家づくりができると思います。

また地鎮祭を執り行う事で、施主だけでなく親族(ご両親や家族)と工事関係者(社長から営業、現場監督など)が、お互いの人柄に初めて触れる日となります。地鎮祭後は現地の説明やご近所の工事開始の挨拶を行うことが多く、様々なきっかけになります。

集合住宅の地鎮祭祭壇

地鎮祭を行わない理由は主に

①予算確保ができない

②施工会社が地鎮祭をしたがらない

③施主の思想などがあります。


地鎮祭の予算は、現地の設置費用(数千円から10万円)、玉串料(5万円程度)、引き出物を準備する場合(参加者や近隣の人数)となり合計すると5万円〜20万円ほど費用がかかります。現地の設置は細竹4本、細縄、砂山、テント(雨天時、猛暑日など)、長机、イスとなります。これらをレンタル業者や施工会社などで準備してもらうことが多いです。

予算や施工会社が地鎮祭をしたがらないなど事情がある場合は、どうぞ神社にご相談ください。

人生に1度経験するかしないかの地鎮祭。どうぞ悔いのないようにご計画ください。